古くは公立校のゆとり教育への不安、区立や市立の中高一貫校の創設、もちろん医学部への進学や
国際舞台で活躍する人材の育成など、中学受験にかける思いは様々です。
近年は保護者自身が小学生の時に中学受験を経験した方も多く、メリットを感じて勧めることも
あるかと思います。
ここでポイントとなるのは中学受験をしようと思ったきっかけはどんなものか、ということです。
例えば、お父さんが小学生のときに中学受験を経験し、その経験がよかったと思えるものであったとき
お子様に同様の道を勧めるということがあると思います。この場合のリスクとしてはお子様が中学受験
の勉強を始める際に「勉強させられている」と思ってしまうことです。
よく中学受験は「親子の受験」と言われます。また10年そこそこの人生を送ってきた小学生に
「どれだけ大人に近づけるかな」と問う受験だとも個人的には思っています。そうはいっても子供たち
にはそれぞれの個性があり、ご家庭の考え方も千差万別です。数年間の中学受験の勉強を続ける過程で
何か迷ったとき、嫌になったときには、中学受験を決めたきっかけに立ち返って足元を見直すことも
大切ではないでしょうか。お子様本人が「こういう理由で中学受験したい」というきっかけがあるのが
理想的ではあるものの、その意志が必ずしも確固として安定不変ではないこともあります。
中学受験をしようと思ったとき、そのきっかけと共に各ご家庭の最適解を考えてみてはいかが
でしょうか。きっとその後の受験生活のヒントになると思います。
