首都圏の中学受験の場合、都県ごとに入試解禁日が決まっています。埼玉県が1月10日、千葉県が1月20日、
そして東京都と神奈川県が2月1日です。また、地方の学校が首都圏で入試会場を設ける場合は解禁日の縛り
が関係なくなるので年明け早々、例えば1月5日に受験ができたりします。また帰国性入試などはこの限りでは
ありません。
そこで、東京や神奈川の受験生を中心に、埼玉や千葉の学校をお試しとして受験する機会が増えます。
それが「1月校受験」の持つ意味合いです。比較的遠くに出かけてでもお試しの1月校受験する目的は、
本番慣れしておく、最後の模試から時間が経たないうちに実力の確認をする、など様々です。埼玉県での
受験は1月中旬までに受験日がある場合が比較的多くなっています。もちろん、地元の受験生が本命として
受験する場合もあります。
2月、1日のニュースでは開成中の受験風景が放送され、中学受験が本格化する様子が伺えます。毎年
どんな受験傾向があるかは多少変化しますが、多くのご家庭が早めに合格校を確保しておきたい、という
思惑があり、1日の午前午後の受験率が高くなります。大半の学校では複数回の受験機会を設けています
が、第一志望校として合格できる最大のチャンスはやはり1日午前中です。日程が後にずれるほど比較的
上の偏差値の受験生が流入するので、80%偏差値も上振れする傾向が強いです。
そこで2月に第一志望校を受験する場合は本番になって慌てないように、合格不合格の結果によって
シミュレーションをしておくことをお勧めします。中には
「○○中学校に合格しなかったら地元の公立に行く」
「中学受験でだめなら高校受験で再チャレンジする」
という方もいらっしゃるでしょうが、中学受験すると決めたころを思い返し、通ってもよい学校を
予め選んでおき、悔いのないように受験パターンを決めておくのがよいでしょう。
