中学受験を本格的に始める時期としては、学校の学年でいうと3年生の2月から、という方が最も多いのでは

ないでしょうか。中学受験本番の解禁日が2月1日(東京・神奈川)であることに起因しています。2か月間だけ

学校の学年と塾での扱いが異なるので「『新』4年生」などと呼ばれます。

 塾通いが約3年間続くわけですが、学年が上がるにつれて授業時間が長くなったり、通塾する曜日が増えます。

講習の日数や時間も長くなり、塾によってはお弁当を2つ持参しなければいけない場合もあります。

 もちろん学習する内容や難易度も上がっていきます。偏差値アップをねらうのであれば学年が上がらないうち

に普段の自宅学習の方法や、苦手な教科や単元の復習をしておいたほうがよいでしょう。経験則で申し上げると

学年が上がってから偏差値を大幅にアップさせるのは比較的困難です。特に6年生になってから特定の志望校対策

のコースに入りたいと思うのであれば、5年生の夏休み前ぐらいまでに塾で学習したことをどのように復習すれば

得点できるかなど、学習パターンを固定できるとよいでしょう。

 また、「文章を読む」「計算を素早く確実にこなす」「ものを覚える」などの基本的なスキルも低学年のうちに

磨いておきたいものです。学年が上がると何がどうなる、と先々を想像しながら今の時間を大切にしましょう。