特に近年の傾向として、塾のカリキュラムは、一部の内容を除き、5年生までに一通りのことが学習できるよう

組まれている傾向が強いです。季節講習で扱う内容も、過去の復習というよりは通常のカリキュラムの一環として

新しい内容を進めることのほうが多いのではないでしょうか。

 そこでまず塾との付き合い方で意識してほしいのは、季節講習含めてできるだけ休まず通うということです。

当たり前のように思えるかもしれませんが、風邪をひいたり、家族の予定の都合で休むことは意外と多いもの

です。サピックスなどでは休んだ分の教材を受付で保管してあるので取りに行って早々に個人でキャッチアップ

しておきましょう。

 また、通塾する上で受験生にとって必ずしも必要な内容ではなく少しオーバーワークかな、と感じることがあれば

思い切って休むという選択肢も考慮することがあってもよいかもしれません。

 塾は集団への最大公約数的なアプローチの場ですから、個人にとってすべてが必要なものではない場合があります。

学年が上がるにつれて自分の勉強をする時間が少なくなったり、明らかに演習問題のレベルが志望校の問題とかけ

離れている場合などは取捨選択してもよいでしょう。

 逆に所属しているクラスが志望校のレベルより下の場合、塾で指定される宿題よりも意欲的に発展問題にも

手をつけたほうが良い場合もあります。クラスアップのためにも有効な手段となるので、普段の学習の中に

取り入れることを考えましょう。

 受験生は、ともすると孤独な闘いになります。そこでご家庭では「何があっても応援している」という

演出を考えてもよいでしょう。100均でも揃えられるホワイトボードを家の中心において家族全員の予定を

書いておくとか、今週のスケジュールを見える化するのもよいでしょう。トイレや壁に日本地図や年号

を貼っておくのは定番ですね。